2010年8月13日金曜日

Hyper-Vのインストール後に正常に動作しない場合の対処方法

Hyper-Vのインストール時にエラーになる。
以下のような現象が発生した場合は下記方法で解決できる可能性があります。





【現象-1】
1.
[役割の追加]でHyper-Vを追加する。



2.
役割の追加のウィザードを終了すると「再起動しますか?」と聞かれるので、再起動する。



3.
PC再起動時にHyper-Vのインストールが100%近くまで進むと次のエラーとなる。
「Windowsの機能の構成に失敗しました 変更を元に戻しています..」



4.
数回再起動を繰り返し、次の画面になりHyper-Vのインストールに失敗する。





【現象-2】
1.
bcdeditを実行するとオプションなしで実行すると、次のエラーが発生する。

     ブート構成のデータ ストアを開けませんでした。
     ファイルを格納しているボリュームが・・・・



次のオプションを指定するとbcd(ブート構成データ)を開ける。
bcdedit /store D:\boot\bcd /emum




2.

bcdeditで以下の値を追加する。

     追加
     nx OptOut
     hypervisorlaunchtype Auto

     削除
     detecthal On





3.
次のコマンドを実行し、システムストアにbcdをコピー
bcdedit /import "D:\boot\bcd"



4.
bcdeditと実行してbcdを開けることを確認する。
また、bcdeditの内容が問題ないことも確認する。


※私の環境ではインポートされた値がインポート元と変わっていたので、
 念のため以前と同じ値の新しいエントリを追加しておいた。
 (結果的には不要だった。)



5.
再起動して、OSが正常に起動できることを確認する。



6.
[役割の追加]でHyper-Vを追加する。

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